うえず工芸さんでは手描き友禅について勉強をさせて頂きました!
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友禅には手描き友禅と型友禅があり、うえず工芸さんでは手描き友禅のお着物を作られていて、彩芸展にもその作品を出品されているそうです。
ご自宅の床をくりぬき、作業スペースを作りこちらでお仕事をされています。
この場所から1点1点手間暇かけた素敵な作品が出来上がっていくんですね!!
手描き友禅は複雑な工程と高度な技術が必要とされる為、各工程ごとに専門の職人が分担して制作しています。
その中で染匠は
①着物の図柄、配色
②その作品にふさわしい加工方法、技術の選択
③加工にあった白生地選び
などの重要な役目を担っているそうです!
まず意匠図案に基づき白生地に青花液で下絵を描きます。
そして下絵の線に沿って糸目糊をおき、挿友禅の際に染料が他ににじまないようにします。
その後、地染め→蒸し→水元→挿し友禅→金彩→刺繍という工程で1点1点大切に作られていきます!
こちらのうえず工芸さんでは1枚の着物を作るのに29色もの染料を使うそうです。
でも、昔はなんと40色もの色を使っていたそうですよ!
筆と刷毛を駆使して色を挿していきます。
色彩感覚と創造性が求められる重要な工程です。
図案を見ながら自分で配色を考え、何度も修正を重ねながら作っていく為、1ヶ月に作れるのはたったの3反のみ。
自分の感覚だけを頼りに作品を仕上げていきます。
想像を絶するほど、細かくて大変な作業なんですよ!
こちらは出来上がったお着物に、手描きで蛍の柄を入れたそうです。
蛍の部分は顔料で、金彩加工はエアブラシを使って描かれています。
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ワンポイントになって可愛いですね(^^♪
こちらは色の見本張です。
この29色を使って一枚の着物が染められていきます。
最後に伝統工芸士の上紅州さんと記念撮影(^^♪
お忙しい中、貴重なお話しを聞かせて頂きありがとうございました!
うえず工芸さんの作品は11月15(金)~11月18日(月)までの4日間、和福屋で開催する「創業感謝祭」でご覧いただけます。
ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います。
素敵な作品の数々をぜひお楽しみに(^◇^)