浜松で着物(きもの)・振袖をお探しのお客様へ|和福屋はお客様の「きものを楽しむ」お手伝いをいたします

ホーム

和福屋ブログ

産地研修に行って来ました!~うえず工芸~


産地研修に行って来ました!~うえず工芸~

2019.10.07 着物

うえず工芸さんでは手描き友禅について勉強をさせて頂きました!

↓↓↓

 

友禅には手描き友禅と型友禅があり、うえず工芸さんでは手描き友禅のお着物を作られていて、彩芸展にもその作品を出品されているそうです。

ご自宅の床をくりぬき、作業スペースを作りこちらでお仕事をされています。

この場所から1点1点手間暇かけた素敵な作品が出来上がっていくんですね!!

 

 

 

手描き友禅は複雑な工程と高度な技術が必要とされる為、各工程ごとに専門の職人が分担して制作しています。

その中で染匠は

①着物の図柄、配色

②その作品にふさわしい加工方法、技術の選択

③加工にあった白生地選び

などの重要な役目を担っているそうです!

まず意匠図案に基づき白生地に青花液で下絵を描きます。

そして下絵の線に沿って糸目糊をおき、挿友禅の際に染料が他ににじまないようにします。

その後、地染め→蒸し→水元→挿し友禅→金彩→刺繍という工程で1点1点大切に作られていきます!

 

 

 

こちらのうえず工芸さんでは1枚の着物を作るのに29色もの染料を使うそうです。

でも、昔はなんと40色もの色を使っていたそうですよ!

 

 筆と刷毛を駆使して色を挿していきます。

色彩感覚と創造性が求められる重要な工程です。

 

 

 

 図案を見ながら自分で配色を考え、何度も修正を重ねながら作っていく為、1ヶ月に作れるのはたったの3反のみ。

自分の感覚だけを頼りに作品を仕上げていきます。

想像を絶するほど、細かくて大変な作業なんですよ!

 

 

 

こちらは出来上がったお着物に、手描きで蛍の柄を入れたそうです。

蛍の部分は顔料で、金彩加工はエアブラシを使って描かれています。

↓↓↓

ワンポイントになって可愛いですね(^^♪

 

 

こちらは色の見本張です。

この29色を使って一枚の着物が染められていきます。

 

 

 最後に伝統工芸士の上紅州さんと記念撮影(^^♪

お忙しい中、貴重なお話しを聞かせて頂きありがとうございました!

 うえず工芸さんの作品は11月15(金)~11月18日(月)までの4日間、和福屋で開催する「創業感謝祭」でご覧いただけます。

ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います。

素敵な作品の数々をぜひお楽しみに(^◇^)

\ 和福屋 来店予約はこちら /

来店を希望される方は来店予約フォームをご利用ください。
ご予約いただければスムーズにご案内できます。

  • 来店予約フォーム
  • お問い合わせフォーム
  • \インスタでも情報配信中!/
    インスタグラム
  • Twitter
  • Facebook

和福屋

静岡県浜松市中央区上西町1020-1 浜松プラザ・フレスポ 2F

TEL:053-411-6954

営業時間/10:00〜18:30 店休日/毎週水曜・火曜不定休

成人式振袖、きもののお手入れからコーディネート相談、着付教室などきものに関することなら浜松市の和福屋に何でもお問合わせください。
和福屋ではきもののお手入れやシミ抜きなど静岡県浜松市で、きもののプロのアフターケア診断士が直接お客様のお悩みを解決いたします。