ワクワクいっぱい♬
浜松市東区・宮竹町にあります
振袖専門店「和福屋」は今日も元気に営業中!!
いつもお世話になっているS様の袋帯が仕立て上がってきたのでご紹介します~♫
京都老舗の『まいづる』さんの作品です!
赤味を帯びたこげ茶色と抹茶色の2色で繰り返し織られたオシャレな色目の袋帯。
円満を意味する七宝柄が金糸で上品に織り込まれています。
実はこちらの帯、【三眠蚕(さんみんさん)】というお蚕さんから採れた特別な絹糸で織られているんです。
お蚕さんは通常4回の脱皮を繰り返した後繭をつくるのですが、三眠蚕は3回の脱皮で繭をつくります。
そのため、通常の繭よりも小さく採れる糸自体も非常に細くなります。
さらに、その糸を使い織りあげた帯は予想をはるかに超えるしなやかさと軽さで、結んでいることを忘れてしまいそうなほどです。
写真では伝わりにくいでしょうか…
この薄さ、わかりますか!?
検品しながら、他の帯と違いすぎて思わず「え!薄っ!軽っ!」と声に出してしまいました…(*_*)
柔らかい帯はいろいろありますが、三眠蚕の帯はしなやかでありながらもコシはきちんとあるのでご自身で結ぶ場合にも苦労しません。
そのコシは、お太鼓によく現れます。
お太鼓がしっかり張っていると後ろ姿がやはり美しいですよね。
しなやかさだけでなくコシも大事なのです。
撥水・防汚効果のあるガード加工もかかっているので、安心してお召しいただけます♫
まずはしっかりご納品させていただきます。
たくさん結んで三眠蚕の魅力を堪能してくださいませ~♡