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和み通信web | きものを着る知る遊ぶ『和福屋』と『和ろうど』からのワクワク通信 『和福屋』では定期的にスタッフのきものの知識を深めるため研修取材を行っています。その取材レポートとコーディネートや、きものにまつまる情報をまとめたオリジナル情報誌『和み通信』の一部をホームページでもご紹介します

和み通信バックナンバー

春のときめき出逢い旅

大島紬の現場を見て体験して大感動!

奄美大島の「夢おりの郷」を訪ねて…

2月23日朝早く和福屋一行は浜松駅発e-wing で中部国際空港へ。那覇空港を経由して13時40分に奄美大島空港に到着。早速、大島紬の工房「夢おりの郷」に訪問しました。代表の南祐和氏の案内で感動的な大島紬の研修が始まりました。

見て触れて大感動! 大島紬ができるまで

1.設計図
デザイン画を見ながら設計士が模様を織り上げるために点と線で設計図をつくります。模様が緻密になるほどに経糸の本数が多くなります。絣糸の本数のことはマルキで表し、1マルキが80本です。ちなみにマルキというのは奄美方言で「束にすること」という意味だそうです。
2.締め機
模様を入れるところに綿の糸で染まらないようにするのが締め機です。正確さが命、織って筵(むしろ)にします。綿糸で織り、括った柄合わせがずれないように天然の海藻で糊づけをします。
3.泥染め
泥染めにはテーチ木(車輪梅)が使われます。締め機で織った筵の糊を落とし、テーチ木のチップを釜で焚くと、赤くなってきます。そこに石灰を入れ、さらに深い色に染めていきます。

テーチ木で染めた締め機の筵を乾かしてから、ハブが出そうな鉄分の多い泥田で泥染めをします。泥田で1時間くらい染めて水で洗ってまた染める、これを何度も繰り返すそうです。

4.目破り
泥染めした筵の綿の糸=模様をつけるために染まらないよう括っていた部分を道具や指を使って、ていねいに破っていくと、染まっていない白い絹糸が顔を覗かせます。
5.摺り込み
染まっていない絹糸の部分に色を染めていくのが摺り込みです。大島紬の設計図に基づいてていねいに色を入れていきます。
6.織っては柄合わせ
の繰り返し
経糸と緯糸の絣合わせが命と言われる大島紬。織っては柄合わせを繰り返しながら、ていねいに織られていきます。
7.大島紬の仕入れ
大島紬はできあがると厳しい検品チェックがあり、無事合格したものだけが地球印の証紙が貼られます。今までにない素敵な色柄の大島紬を仕入れてきました。

大島紬

大島紬は伝統と職人さんたちの愛情の結晶

大島紬が織られたのは今から約1300年前。約50にも及ぶ制作工程を、それぞれの熟練した職人が心を合わせて織上げられる、島人たちの愛情の結晶です。今回、お世話になった夢おりの郷では、大島紬ならではの特徴や制作工程を見せていただきました。大島紬特有の締め機(しめばた)や泥染め、摺り込みなど、複雑な工程を愛情込めてつくりあげる職人さんたち一人ひとりの姿に、和 屋・和ろうど一同感動いたしました。

世界にたった一つの締め機

大島紬が織られたのは今から約1300年前。約50にも及ぶ制作工程を、それぞれの熟練した職人が心を合わせて織上げられ.る、島人たちの愛情の結晶です。今回、お世話になった夢おりの郷では、大島紬ならではの特徴や制作工程を見せていただきました。大島紬特有の締め機(しめばた)や泥染め、摺り込みなど、複雑な工程を愛情込めてつくりあげる職人さんたち一人ひとりの姿に、和 屋・和ろうど一同感動いたしました。

大島紬は二度織られる!?

大島紬は色を染めてから織る先染めです。繊細な模様を出すために、大島紬は世界にたった一つ『締め機』という機で、まるで絞り染めのように模様になる部分(染めない部分)の絹糸を綿の糸で括って締めて絣糸をつくります。絣糸をつくる締め機と反物を織る機の2つの工程があることから『大島紬は二度織られる』と言われます。

島紬のしなやかさの秘密は何度も繰り返される泥染め

大島紬は複雑な工程をそれぞれのエキスパートが力を合わせて生まれるきもの。伝統工芸士はいても作家物はないと言われています。 作り手の技と心が合わさった大島紬は、軽くて裾さばきも良く、シワにもなりにくく普段のおしゃれ着として活躍します。街着、お食事、旅行など年齢問わず、帯や小物のコーディネートも楽しめる大島紬は、きっとあなたの日常を特別にしてくれます。

『六文字屋半兵衛』訪問記 正統派の美しさに心魅かれて…

帯の老舗、六文字屋半兵衛さんは、きものの最高礼装用帯の丸帯の代表メーカーです。昔ながらの古き良き伝統を受け継ぎながらも、現代センスあふれる帯はもちろん、自分たちの力量が発揮できると掛け軸などの制作もされています。

2月24日、創業315年、町家づくりの京都西陣の老舗、六文字屋半兵衛さんを訪ねました。創業当時の江戸時代は寺院の「法衣」を織られ、六文字屋の屋号は「南無阿弥陀仏」の「六文字」から名付けられました。
貴重な昔の図案など培った伝統を活かし、今のセンスで帯や御召などを制作されている六文字屋半兵衛さんならではの作品を見せていただきました。
TVでも紹介された「墨彩」の帯は情緒があり御召に合わせると素敵です。また最高難度の織り技が駆使された「輪奈織」の帯は立体感ある表情が魅力でした。

六文字屋

『菱屋善兵衛』訪問記 クラシカルモダンな帯の世界

212年続く老舗の菱屋善兵衛さんは、蔵に保管されていた図案を元に「守破離」の精神で、新しいものづくりに挑戦し続けています。クラシカルモダンな帯に新鮮な感動を覚えました!

2月24日、帯の老舗「菱屋善兵衛」に訪問しました。早速、作品を見せていただくと、心ときめくものばかり。同社の蔵には明治・大正時代の図案や生地が豊富にあり、それらを今風に甦らせたデザインや色づかいが新鮮です。帯は通常約2400本の経糸を使いますが、原点を辿り5400本の経糸を使った帯はしなやかで表情豊かな風合いが魅力! また帯を締めた時に、ゆるまず、きもの初心者こそおすすめの帯です。

六文字屋

『手染屋吉兵衛』訪問記 私たち、吉兵衛さんに恋をしてしまいました

帯の老舗、六文字屋半兵衛さんは、きものの最高礼装用帯の丸帯の代表メーカーです。昔ながらの古き良き伝統を受け継ぎながらも、現代センスあふれる帯はもちろん、自分たちの力量が発揮できると掛け軸などの制作もされています。

2月24日、創業315年、町家づくりの京都西陣の老舗、六文字屋半兵衛さんを訪ねました。創業当時の江戸時代は寺院の「法衣」を織られ、六文字屋の屋号は「南無阿弥陀仏」の「六文字」から名付けられました。
貴重な昔の図案など培った伝統を活かし、今のセンスで帯や御召などを制作されている六文字屋半兵衛さんならではの作品を見せていただきました。
TVでも紹介された「墨彩」の帯は情緒があり御召に合わせると素敵です。また最高難度の織り技が駆使された「輪奈織」の帯は立体感ある表情が魅力でした。

六文字屋

『創芸舎』訪問記 しなやかな発想で生まれる新感覚のきもの

「ものづくりとは伝統を継承し、また新しい感性を生み出すもの」。京都のきものクリエーター、細辻善七さん率いる創芸舎さんでは、今までにない新感覚の幅広い作品をプロデュースされていました。

2月24日、染色工芸「創芸舎」に訪問。イケメンプロデューサーの細辻善七さんの工房で、上品な訪問着、茶屋辻模様の牛首紬など、古典きものから斬新なデザインのモダンなきものまで、多彩な作品に出会いました。
細辻さんは商品の企画をされ、熟練した京都の職人さんや感性豊かなクリエーターとともに現場の意見を尊重しながら、新感覚のきものをプロデュースされ、最近注目度がグンと上がっています。

六文字屋

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