着用前の準備に！

 4月になり桜も咲き出していますね。
お花見や入園・入学式に着物を着られる方もいらっしゃるのではないでしょうか？
中には数年ぶりにたとう紙をあけられる方も多いと思います。

そこで今回はすぐに着用される際のアイロンかけに関してご紹介させて頂きます！

まずはアイロンですが理想は素材により絹やナイロンなど切り替えが出来るタイプだと◎！ もしお手持ちのアイロンに素材の選択がない場合は最高でも”中”の状態でアイロン掛かけをしましょう。 ”強”ですと熱で着物が痛んでしまう可能性があるので要注意です！

実際にアイロンをかけられる際は裏側から当て布をして少しずつかけていきましょう。 表のシワの状態を見ながらアイロンをかけていく方が安心です。

特に”絞り”のお着物や”金彩”が施されている箇所はより慎重にアイロンをかけていきます。 せっかくの絞りが伸びてしまったり、金彩お加工が変化しない様に確認しながらアイロンかけをしていきましょう。

今回ご紹介したのはあくまで応急処置ですので、着用まで期間がきちんとがある場合には専門店にて
プレス加工をして頂く方が安心です。


また店頭でもお手入れに関してはお手入れ専門のスタッフである、「アフターケア診断士」がご相談にのらせて頂いておりますので気になる事がございましたら店舗までご連絡下さい。