きもののお手入れ（クリーニング）の相場は？【静岡】

 静岡県・浜松市宮竹町にありますきもの専門店「和福屋」です！
秋になりきものを着る方も増えましたね。
和福屋にも毎日のように七五三や結婚式・前撮りできものを着た方からお手入れ（クリーニング）のお問い合わせがあります。
そこで今回のきもの豆知識はきもののお手入れ（クリーニング）の相場は？【静岡】についてです。



まずきもののお手入れといっても種類によって金額も変わります。
和福屋では一般的なお手入れとして”きものの丸洗い”をおすすめしております。

□丸洗いとは
水を使わず石油系溶剤を用いて洗浄するドライクリーニングです。
仕立てを解く必要もなく全体を洗うことが出来ます。
※丸洗いは京洗い・生洗いと呼ぶこともあります。

丸洗いの金額も様々ですが・・・

・訪問着で9.000円+税

・色無地で8.000円+税

・袋帯で7.000円+税

・長襦袢で7.000円+税となります。

※価格について詳しくはお手入れページをご覧ください！

☆お手入れページはこちらから！


丸洗い・京洗いも静岡で価格は違います。
6.000円～受けているところもありますし、一口に丸洗いといっても加工メーカーさんによって最終の仕上げが違ったりします。

和福屋の丸洗いはお手入れ専門のメーカーさんによりきものに優しい洗剤を使います。
最後にふっくら加工というひと手間をすることで仕上がりが変わります。
丸洗い前にも予洗いで袖や衿・裾などを先にブラシできれいにします。
ただ丸洗いをしても黄変やシミ・カビなど取れない汚れやヤケもあります。

実際に黄変と呼ばれるヤケは丸洗いでは取れず、黄変取りという加工が必要になります。
まずはヤケを漂白脱色し色を抜きます。
その後色掛け修正をし馴染ませてあげる加工となります。

お手入れで大事なのはお客様とのヒアリングだと思います。
私たちも10年以上お手入れのご相談にのらせて頂いておりますが、いくらお手入れをしても新品にはなりません。
また金額もどこまでやるかで変わりますのでお客様のご要望と合わせて考えご提案しております。

お預かり時はじっくり確認しますが、実際に提案するときは着姿を考え1～1.5M離れた状態で汚れが目立つかどうかが大切になります。

特に目立つ部分の汚れは注意して、相談していきます。
汚れの目立つ部分としては




・衿元

ファンデーション汚れ・染料による汚れが付きやすい。







・袖

袖口は皮脂汚れが付きやすい。
ハンドクリームなども汚れの原因になります。
洋服と違い袖の長さで料理などに着けてしまう方もいらっしゃいます。






・裾

冬場は特に静電気でほこりを集めてしまう。
また裾がほつれたり与儀俺も付きやすい。

しみ抜きは一カ所につき金額が決まります。
また汚れの強さや付けてからの時間によっても変わります。
大体しみ抜きは軽いもので4.000円～で黄変はその倍の8.000円～となります。
ただ先述したように汚れの大きさや深さによってもだいぶ変わるので、実際に店舗での確認や大掛かりなものですとメーカーでの見積もりが必要な場合もあります。

加工の期間も1.5ヶ月～2月ほどかかりますので洋服のｸﾘｰﾆﾝｸﾞのように即日仕上げは難しいのが現状です。
絹はデリケートな素材なのでお預かり時にもお客様としっかりヒアリングし、行き違いが無いように注意しています。

あとはネットでのお手入れもあり非常に便利ですが、店舗ならではの安心感もあります。
特に静岡県にお住まいの方できもののお手入れにお困りの方はぜひ和福屋までお声掛けくださいね(^^♪
まずは無料で相談もできますので！