気になる!!　振袖の柄～生き物編～

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気になる!!　振袖の柄～生き物編～

2017.07.24

[振袖]

こんにちは。浜松市にあります振袖専門店「和福屋」です。

振袖選びで気になるのは、色もそうですが、その柄！！

古典柄と洋柄とに大きく分かれますが、中でも古典柄は和福屋イチオシが揃っています！

今回はその古典柄について、ご紹介します☆

①鶴

日本人にとっては縁起の良い鳥として有名な鶴。

「鶴は千年、亀は万年」という言葉通り、長寿の願いが込められた柄となります。

また、つがいになると一生を共にするということから、仲の良さ・夫婦円満の意味もあります。

吉祥の意味を持つ、松や瑞雲とともに描かれることが多いです。

松は、浜松の方にはなじみ深く、市の木でもありますね！

冬の冷たい雪や風にも耐え、緑を保ち、生き生きとした姿は古くから長寿の象徴とされています。

また、理想郷とされる蓬莱山に生えるとされて、吉祥文様にも含まれます。

②亀甲

鶴の紹介で説明したとおり、亀も長寿の象徴として知られています。

六角形が亀の甲羅に見えるということから、この名がついています！

中には、鶴と亀甲が組み合わさったものも・・・

こちらの鶴は、「向い鶴丸」といいます。

羽を広げて向かい合って円を描くようにしているのが特徴です！

このように鶴と一口に言っても、「松喰鶴」や「折鶴」などいろいろ♡

違いを見つけていくのも面白いですね！

③おしどり

おしどりも吉祥文様の一つ。

「おしどり夫婦」という言葉があるように、夫婦仲の良さを意味するおめでたい柄です！

中国では、変わらない夫婦の愛を象徴する鳥ともされています。

対で描かれている姿は、見ていて穏やかな気持ちになりますね(#^.^#)

④鳳凰

最後にご紹介するのは、中国で昔から伝えられている生き物「鳳凰」です。

鶏のようなとさかに、五色の羽と長い尾が特徴です。

日本では飛鳥時代に鳳凰文が伝わり、それをもとに工芸品などで使われるようになったそうです！

龍や麒麟などとともに、天の使いとして、めでたい時に現れるといわれています…。

ほかにも生き物をモチーフにした柄はいくつもあります(^O^)

お振袖選びの際には、そちらもぜひそちらも楽しんでみてはいかがでしょうか？