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2018.06.11
[夏のきもの]
| 《薄物について》 |
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| まずは絽・紗・羅といった、夏用としてよくあげられる薄物について。 この3つは、織る時に糸を捩る（もじる）ことから「捩り織（もじりおり）」もしくは「搦み織（からみおり）」と呼ばれています。 経糸を捩りながら緯糸を織り込み隙間をつくるので、透け感のある素材が出来上がります。 |
| 《 紗 》 |
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| こちらは「紗」の反物の写真です。 経糸2本に対して緯糸1本を使って織られており、着物としての着用目安は6月後半～9月まで。 写真のように柄が織り込まれているものは「紋紗」と呼ばれます。 |
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| ちなみに、下に長襦袢を着ますと写真のように長襦袢の色が透けて見えるので、見た目がとっても涼やかになります。 夏着物はこのようにあえて透けさせることで、今までとは違ったオシャレなコーディネートを楽しむのもいいですね♪ |
| 《絽》 |
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| おそらくよく目にするのはこちら「絽」の素材。 着用目安は8月頃です。 平織りの隙間のない部分と、紗の隙間のある部分とが交互に織り込まれています。 写真は緯糸で隙間を作った一般的な絽であり、経糸で隙間を作ったものは「経絽」と呼ばれます。 |
| 《ポーラ紬（サマーウール）》 |
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| こちらは「ポーラ紬（サマーウール）」と呼ばれる着物用の反物。 夏の紳士服素材としてアメリカで開発されたので、お手入れは丸洗いではなくドライクリーニングでOK！ 強撚糸は「しぼ」が生じるので、皮膚への密着度が低くべたつかないのが特徴。 |
| 《夏結城紬》 |
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| こちらは夏結城です。 結城紬特有の真綿の柔らかさと軽さが特徴で、なめらかに体に沿うのが心地よい素材。 |
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| こちらは夏用の長襦袢の生地です。 写真では下に敷いてある茶色が透けて見えるかと思います。 柄は夏らしく、朝顔の柄が織り込まれていますね！ 色つきの長襦袢を着れば、着物から透けて見えた時にさらにオシャレ度アップ♪ |
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